借金減額なら借金地獄からすぐに抜け出せる!最悪の末路になる前にすぐ行動しよう

2023.10.04
借金減額なら借金地獄からすぐに抜け出せる!最悪の末路になる前にすぐ行動しよう

借金を返してもまた借りてという自転車操業状態や、一社では足りずにまた別の業者から借りてといった多重債務の状態が続くと、一気に借金地獄に陥ります。借金が返せないと、借金返済のことで頭がいっぱいになってしまうでしょう。いっそのこと「借金滞納して、放置しよう」「借金を踏み倒したい」などと思う人もいるかもしれません。

しかし、借金を放置すると、余計にトラブルが大きくなってしまいます。

そこで今回は、借金地獄から抜け出すために、借金減額の方法について紹介します。借金を滞納するとどうなるか、借金地獄のときにやってはいけないことは何かもお伝えします。

とくに次のようなお悩みがある方は要チェックです。

  • 借金地獄から這い上がった人っている?
  • パチンコで借金地獄に陥った…いくらからやばい?
  • 借金地獄から金持ちになりたい!まずは抜け出す方法が知りたい!

詳しくご紹介します。

Contents

借金地獄ってどんな状況?人生諦めるしかないの?

借金地獄とは一般的に、借金を返しても減らない状態や、借金が増えてしまう状態を指します。

たとえば、以下のような状態です。

  • 多重債務で借り入れを繰り返している
  • 借金額が年収の3分の1以上
  • カードローン・キャッシングのリボ払いの返済が長期化
  • 借金を返済できず闇金から借りる
  • 返済できる見込みがなく夜逃げする

リボ払いのように利息が高いと返済をしても元金がなかなか減らず、返済が長期化し、借金地獄やリボ地獄に陥ってしまいます。

借金地獄に陥りやすい原因

借金地獄は、さまざまな原因で陥る可能性があります。代表的な例は、以下のとおりです。

  • 浪費
  • 競馬やパチンコなどのギャンブル
  • クレジットカードのリボ払い
  • 失業や病気などにより収入が減少
  • 株式やFXなどへの投資

「自分はギャンブルしないから大丈夫だろう」と思っていても、安心はできません。失業や病気など思わぬことが原因で収入が減り、借金地獄に陥る可能性もあるため、注意が必要です。

毎月の生活費が足りずに借金をしているという方も多いようです。

借金地獄に陥りやすい人の特徴

借金地獄に陥りやすいのは、以下のような人です。当てはまる人は注意しましょう。

  • 学生ローンを契約中の大学生
  • 学生の頃に奨学金を利用していた人
  • 美容やファッションにこだわり過ぎる人
  • SNSなどで充実した生活を配信することに必死な人
  • 生活費が足りていないシングルマザー
  • ギャンブル依存症の人
  • 買い物依存症の人
  • 見栄っ張りであったり食事をおごることが多い人

また、年齢別だと20代は金銭感覚がまだ身についておらず、借金地獄に陥るケースがあります。30代は結婚や出産、40代は親の介護や冠婚葬祭で費用がかさみ、借金地獄に陥りやすくなります。

借金地獄で借金返済ができない…借金を滞納するとどうなる?

借金地獄で借金返済ができず、滞納してしまうとどうなるのか、以下で解説します。

返済が遅れると遅延損害金が発生

返済期日から返済が1日でも遅れてしまうと、遅延損害金が発生します。

遅延損害金は「延滞利息」「遅延利息」とも呼ばれ、一般的には次の計算で算出されます。

滞納金額×遅延損害金利率(年率)÷365日×滞納日数=遅延損害金

遅延損害金の利率は通常利率よりも高いことが多いため、借金返済が遅れるほど返済額が増えてしまいます。

遅延損害金(遅延利息)の利率は、通常の利息とはルールが異なり、上限金利も違います。最高で20%となる可能性があります。

遅延損害金については、原則としては利息制限法4条1項により、上限利率は借入金額にかかわらず年14.6%となっています。例えば、住宅ローンや、クレジットカードのショッピング枠利用の場合などは、遅延損害金の利率を14.6%と定めていることがあります。しかし、しかし、消費者金融などから借り入れした場合、利息制限法7条1項により、遅延損害金の上限利率は年20%となっています。

つまり、消費者金融から100万円以上の借金をした場合、通常の利息は最高でも年15%ですが、この借金の返済を遅延してしまった場合、遅延損害金は最高で年20%とられる可能性があるのです。

ご自身の借金の遅延損害金の利率については、契約書に定めがありますので、確認してみてください。
引用元:弁護士法人 ひばり法律事務所

借金問題がどんどん悪化していき、ますます返済がきつくなっていくと思っておいた方が良いです。

借金滞納から2ヶ月以上経つと裁判所から支払督促が届く

借金滞納の状態が続き、債権者の連絡を無視して2ヶ月以上経つと、裁判所から支払督促が届く可能性があります。

支払督促では、遅延損害金を含めて一括返済をするよう求められるでしょう。支払督促が届いた際に返済を済ませると、差し押さえは避けられます。

支払督促を2週間以上無視していると差し押さえられる可能性アリ

支払督促を受け取って2週間以上無視した場合、今度は裁判所から「仮執行宣言付支払督促」という文書が届く恐れがあります。

仮執行宣言付支払督促が届いて2週間以内に異議申し立てをしないと、差し押さえられる可能性があるため、注意が必要です。

差し押さえでは預貯金や不動産、給与などが対象になります。給与が差し押さえられるときは、勤務先に「債権差押通知書」や「債権差押命令」といった書類が届き、借金完済まで差し押さえられます。

借金地獄の生活から抜け出す方法や借金減額の方法は?一刻も早く実践がおすすめ!

借金地獄から抜け出すには、一刻も早く対処することが大切です。

ここでは、借金地獄から抜け出す方法や借金減額の方法を紹介します。

副業で収入を増やす

借金地獄の生活から抜け出すには、まず現状を把握することが大切です。現状を把握し、今どれくらいお金が足りていないのか、チェックしてみてください。

支出を減らしても足りない分は、副業などの収入で補えないか検討してみましょう。以下は未経験でも取り組みやすく、おすすめです。

  • データ入力
  • Webライター
  • Uber Eatsや出前館などの配達員
  • 日雇いアルバイト
  • アンケートモニター

クレジットカードは1枚にして計画的に利用

クレジットカードを数枚使っていると、支払いを滞納し、借金地獄に陥りやすいため注意しましょう。

クレジットカードの請求は月末や翌月末など、遅れて行われます。クレジットカード数枚分の請求が一気に来て支払いできなければ、借金まみれで借金地獄に陥ってしまいます。

クレジットカードは1枚に限定し、計画的な利用を行いましょう

おまとめローン(借り換え)で借金を軽減

複数の借金を1つにまとめる「おまとめローン(借り換え)」で借金減額できるケースもあります。

おまとめローンで複数の金融機関の借金を1社のみに絞ると、金利が低くなるのが一般的です。月々の返済額が減り、返済しやすくなります。

ただし、返済期間が長くなり、支払う総額が増える恐れもあるので、注意が必要です。

繰り上げ返済で元金を減らす

借金地獄で少しでも早く借金を返済するためには、元金を減らすことが重要です。可能な方は、繰り上げ返済を行いましょう。

繰り上げ返済とは、月々の返済とは別に返済を行うことを指します。繰り上げ返済では利息が発生しないので、元金を減らせるのが大きなメリットです。

ボーナスが入ったら繰り上げ返済するなど、返済計画を見直してみましょう。

専門家に借金相談してサポートを受ける

借金地獄から抜け出すために専門家に借金相談すると心強いですし、債務整理など具体的に借金減額をする方法を伝えてくれて安心です。

借金減額ができるかどうかは、「借金減額診断(借金減額シミュレーター)」で簡易ではありますが診断することも可能ですので、借金相談する前に調べておくとスムーズでしょう。

法テラスや弁護士事務所、日本クレジットカウンセリング協会など、中には無料で相談にのってくれるところもあるので、気軽に相談してみましょう。

地域によっては、市役所や区役所で無料の借金相談を受け付けています。お住まいの地域で受け付けているか、確認してみると良いでしょう。

借金減額シミュレーター(借金減額診断)は怪しくない?デメリットはある?

「借金減額シミュレーター(借金減額診断)」や「返済シミュレーション」では、借金をどれくらい減額できるのか、毎月どれくらい返済するのか、無料でシミュレーションが可能です。

借金減額シミュレーターでは、主に以下を確認できます。

  • 借金減額はできるか
  • 借金減額に適した方法は何か
  • 過払い金返還請求はできるか

弁護士や司法書士といった専門家が運営しているので、安心して利用できます。

ただし、診断結果が必ずしも正確とは限らないというデメリットもあるため、注意しましょう。より正確な診断は、ヒアリングや弁護士との面談で行うのが一般的です。

借金まみれの状態でも絶対にやってはいけないこと

借金地獄で借金まみれでも、やってはいけないことがあります。以下で紹介する行動は避けましょう。

借金返済のために新規借り入れをしてしまう

借金を返済できないために、他社から新規借り入れをして返済しようとすると、借金地獄の状況が悪化してしまいます。

新規借り入れで返済できたとしても、その新規借り入れ分の利息が増え、借金は増えてしまうためです。

借金を返済できないたびに新規借り入れをすると、多重債務に陥り、返済できないリスクはより高まるでしょう。

クレジットカードの現金化は規約違反の恐れがある

クレジットカードの現金化には、主に「買取式」と「キャッシュバック式」の2つがあります。

買取式はクレジットカードで金券やブランド品などの換金率が高いものを購入し、それを業者に買い取ってもらい、現金化する方法です。

キャッシュバック式では現金化をしている業者から安い商品を高値で買い、見返りとして現金がキャッシュバックされる方法を指します。

クレジットカードの現金化は法律違反ではないものの、クレジットカード会社の規約に違反する恐れがあるため、注意してください。カード会社の中には、規約に現金化を禁じる旨を記載しているところがあります。

闇金は周囲に迷惑がかかることも!利用しないで

闇金とは、貸金業登録をしていない業者のことです。法外な金利を設定している可能性が高いため、利用しないでください。

また、闇金は返済困難な額を請求したり、弱みを握って巧妙な手段を取ったりする危険性もあります。

闇金を利用した本人だけに留まらず、家族や友人、近所にも迷惑をかけてしまう可能性があるので、絶対に利用しないでください。

夜逃げしても借金額は変わらない

夜逃げは、住民票を移さないまま引っ越しをするケースが多いです。運転免許証や保険証の住所変更などができず、日常生活に支障をきたす場合があるでしょう。

夜逃げしても遅延損害金は増えており、借金額は膨らむ一方です。夜逃げで借金額が一定になるわけではないので、くれぐれも避けましょう。

また、逃げ続けているといつ取り立てが来るか分からず、精神的な負担が大きくなります。

債務整理で借金地獄から復活したい!借金救済措置のメリット・デメリット

借金地獄から開放されるには、債務整理がおすすめでです。債務整理は借金救済措置として、任意整理や個人再生、自己破産、過払い金返還請求といった方法があります。

メリットとデメリットとあわせ、それぞれどんな方法なのか見てみましょう。

【任意整理】利息カットで毎月の返済額の減額を目指す手続き

任意整理は、債権者と直接交渉し、返済できるように利息カットなどで借金減額を行う手続きです。3〜5年での元金返済を目指し、交渉します。

任意整理では、以下のメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
・利息をカットできる
・取り立てや督促が原則止まる
・過払い金があれば元金も減らせる
・保証人に迷惑をかけない方法がある
・継続的に収入を得る必要がある
・完済後5年ほど経つまでブラックリスト状態

任意整理で保証人付きの債務を外せば、保証人に返済義務は生じません。保証人に迷惑をかけたくない場合は、任意整理がおすすめです。

【個人再生】借金総額を5分の1程度に減らせる!しかも家を残せる!

個人再生は裁判所に申し立てを行い、借金総額を減らしてもらう方法です。借金を5分の1程度に減らせる可能性があり、原則として3年、最長5年で返済します。

個人再生のメリットとデメリットは、以下にまとめました。

メリット デメリット
・借金を5分の1程度に減額
・3〜5年での返済が可能
・原則として住宅や車は処分されない
・継続的に収入を得る必要がある
・完済後5年ほど経つまでブラックリスト状態
・保証人に借金の支払い義務が生じる

住宅ローンが残っていれば、住宅資金特別条項(住宅ローン特則)の利用で家を残し、住み続けることが可能です。

【自己破産】借金がゼロになる!ただしその後の生活に影響も!

自己破産は裁判所に申し立て、借金返済ができないことを認めてもらい、借金すべてを免除してもらう方法です。

メリット デメリット
・借金の全額免除が可能
・取り立てや強制執行をストップできる
・収入なしでも手続きできる
・生活に不可欠な財産は残せる
・手続き完了後5〜10年ほどはブラックリスト状態
・保証人に借金の支払い義務が生じる
・家や車など価値のあるものは処分される
・職業や資格が制限される

自己破産は原則として、借金がゼロになります。ただし、家や車などの財産を失い、生活に影響が出る可能性があり、デメリットは大きいといえるでしょう。

【過払い金返還請求】払いすぎたお金が戻ってくる!?時効があるのですぐチェック

過払い金とは、法律の上限よりも多く支払っていた利息のことです。過払い金を返還してもらう手続きを、過払い金返還請求と呼びます。

過払い金返還請求で過払い金と借金を相殺し、借金を扁額できる可能性があります。

メリット デメリット
・利息が返ってくる
・完済していればブラックリストのる心配はない
・ブラックリスト状態になる可能性がある
・新規借り入れができないブラックリスト状態
・クレジットカードの新規契約が困難

ただし、過払い金返還請求には条件があり、注意が必要です。完済して10年以内、2010年以前に高金利(グレーゾーン金利)で借りていた場合、請求できる可能性があります。

借金問題は専門家に相談がおすすめ!債務整理を得意とする事務所とは?

「借金地獄から抜け出したい」「借金苦の状況をなんとかしたい」などの借金問題は、専門家に相談し、債務整理するのがおすすめです。

ここでは、債務整理を得意とする事務所を2つ紹介します。

弁護士法人響

弁護士法人響は東京都に新宿区と港区、立川市、さらに大阪市と高松市、福岡市、那覇市にオフィスを構えています。

基本的には弁護士1人とスタッフが担当し、相談者に寄り添うのが特徴です。依頼費用が分かりやすく、事前に費用について説明してくれるため、不安なく依頼できます。

債務整理の相談は24時間年中無休で受け付けており、全国対応が可能です。相談料は無料なので、気軽に相談してみると良いでしょう。

アヴァンス法務事務所

アヴァンス法務事務所は大阪市に本店、東京都千代田区に支店を設けています。ただ単に借金減額するだけではなく、生活や収支に寄り添い、生活再建のサポートを行う法務事務所です。

債務整理では収支や債務、生活を考慮した上で、任意整理や個人再生、自己破産、過払い金返還請求のどれが適しているか提案してくれます。

債務整理の状況をパソコンやスマホでいつでも確認できる「アヴァンス・ネクスト」を提供するなど、相談者が安心できるサポートが充実しているのも魅力です。

借金地獄から復活は可能!借金で最悪の末路になる前に専門家に相談を

借金地獄は債務整理など抜け出す方法があるので、諦めないことが大切です。督促を無視したり、夜逃げしたりし、借金地獄を放置するのが一番危険です。

早めに自分の借金状況を把握し、専門家に相談しましょう。借金問題はなるべく早く動くことが肝心です。

まずは、借金減額シミュレーター(借金減額診断)を利用し、自分の借金がどれくらい減るのか、チャラにできるかどうかを調べることから始めてみましょう。